青梅市創業者応援事業補助金20万円の申請手順と実体験から学ぶ注意点

補助金の申請なんてめんどくさそうだし、イメージがつかないわ

実際に「青梅市創業者応援補助金」の申請してきたから、手順を教えるよ!

青梅市には、起業したい人に20~30万円の補助金をサポートする「青梅市創業者応援事業補助金」という制度があります。

でも、実際に利用したくても、市のホームページの内容は難しいし、「どういう手続きをしたら、実際にもらえるの?」「申請する上での注意点ってあるの?」と不安になりますよね。

これから申請したいと考えている方に向けて、実際に私が「青梅市創業者応援事業補助金」で20万円を受け取るまでの体験談をお伝えしたいと思います。

目次

青梅市役所に電話か相談に行く

まず最初にやることと言ったら、青梅市役所の担当課である「商工業振興課」の工業振興係に確認です。電話でも来所でも、詳しく教えてくださるので、確認するようにしましょう。

>> 青梅市役所の「創業者応援事業補助金」のページはこちら

市役所では、申請に必要な書類や流れをくわしく教えてくださります。申請書や開業届の写し、納税証明書、運転免許証などの本人確認書類などは自分で揃えられる書類を把握します。

必要な書類の中で、もっとも大変な書類が「創業計画書」「経済産業省関係産業競争力強化法施行規則第7条の規定による証明書の写し」という2つの書類です。

一体、なんのこっちゃ!という書類ですよね・・。

2つの書類がわからない場合、市役所に確認すると、「おうめ創業支援センター Begin!」を紹介してくれるはずです。

市役所に確認した後は、「創業支援センターBegin!」に問い合わせてみましょう。

>> 「おうめ創業支援センターBegin!」の公式サイトはこちら

「Begin!」で創業計画書を作成する

こちらが河辺駅北口から徒歩1分、線路沿いにある「おうめ創業支援センター Begin!」です。

電話で予約してから行くようにしましょう。

「Begin!」では、創業スクールと言って、年に2回、創業に関する内容を学べる5日間のコースが設けられています。

基礎編と実践編の2種類ありますが、実践コースを受講することで、創業計画書を作ることができます。

しかし!この創業スクールが大人気で、スクール開始の半年~3か月前から予約でいっぱいになるほど!

日曜日など休日に開催なので、サラリーマンが通いやすいですから、そりゃ、大人気になりますよ。(お金ももらえるし笑)

前期のコースで予約できなかった方が、後期のコースを待っているほどの状態なのです。

創業計画書、作れないじゃないの!

スクールに通えない人は、5日間センターに通うという方法もあるよ!

スクールに通えない人は、「Begin!」に5日間通い、担当者とともに創業計画書を作るという方法もあります。

私も創業スクールが予約でいっぱいだったため、「Begin!」に5日間通い詰めました。5日間は連続している必要はなく、自分のタイミングで予約を取ることができます。

この創業計画書を書くために、宿題が出されるんですね。事業コンセプトや資金計画など、事業に関する項目など、渡されたサマリーシートを仕上げていきます。

この項目が本当にボリューミーで「ここまで書く必要あるの?!」と、思わず声を上げちゃうほど・・。中小企業診断士の資格を持つ担当者にも「ここはこうした方がいい!」とビシバシと指摘を受けます(泣)

でも、この創業計画書を作ると、自分の未来が可視化できるからとても不思議です。しっかりとアドバイスを受けながら作るようにしましょう。

担当者に聞くと「この作業が本当に大変で、挫折する人も」って話すぐらい、本当にすごい量なので覚悟してください笑

創業支援を受けたことを証明する申請書を発行

創業計画書を作成し終えると、創業支援を受けたことを証明する申請書を発行するために手続きを行います。

青梅市で申請書の承認をしてもらう必要があり、この手続きに1~3週間はかかります。

最後は承認済みの申請書を「Begin!」に取りに行けば、無事に「経済産業省関係産業競争力強化法施行規則第7条の規定による証明書の写し」をゲットできます。

このように、創業スクールか「Begin!」に通うことで、創業計画書と証明書の写しがゲットできるようになります。

すべての書類をそろえて再び市役所へ

証明書の写しを受け取ったら、すべての書類をそろえて再び市役所へ。「商工業振興課」工業振興係に行きます。

申請書や開業届の写し、納税証明書、運転免許証、公共料金の領収証など、きちんとあるかどうか確認してから向かうようにしてくださいね。市役所内なので、納税証明書は忘れたら収納課で発行できます。

担当者がすべての書類をチェックし終えたら、無事に申請は完了!

肝心の補助金はだいたい2週間~1か月ぐらい見ておけば、指定の口座に振り込まれます。

20万円のお金をもらって事業を盛り上げていくためには、かなりの長い道のりが必要なことがわかりましたか?

創業者応援事業補助金の注意点

予算に限りがある!

この補助金の注意点として、年度内の予算に限りがあるということです。

これ、超重要です!

申請順に受け付けて行きますので、もし、年度末近くに申請したとしたら、予算がなくなってしまう可能性もあります。後期の創業スクールに通っている人でさえ、予算がなくなってしまう可能性もあるかもしれません・・。

「スクールに通っているのに、補助金が出ないなんて!」と、そんなことをしたら暴動が起きそうですが・・、年度内の予算がなくなってしまったら、次年度まで補助金の振込を待たないといけなくなる可能性があります。

とにもかくにも、お金に限りがあることは間違いないですので、申請する前にかならず市役所に確認するようにしてくださいね。

事業を営んでいることが確認できるものが必要

創業応援支援金なので、まだ起業していない人が対象かと思いきや、すでに事業を営んでいること(開業届を出していること)が条件です。

実際に開業届の写しを提出する必要がありますし、もし、飲食店など店舗や事務所などを借りて事業を営んでいる方は、その事務所の賃貸契約書が必要です。

事務所がない人で自宅で開業している人は、事業用の名刺や公共料金の領収証が必要だったりします。

「これから起業するからお金ほしい!」ではなく、「すでに起業しているけれど、事業拡大するために補助金を活用したい!」という方のための補助金ですので、くれぐれも、架空の起業で申請しないようにしましょう。

過去に廃業している方は廃業届の写しも必要

事業を営む人は、何度も開業と廃業を繰り返している方もいらっしゃるはず。過去に廃業をしている方でも、申請は可能です。どれぐらいの期間開けていたらOKかは、担当者に確認してみてください。

申請時に廃業届の写しが必要ですので、昔の保管してあるファイルから頑張って探してみてくださいね。

移住してきた人は住民票なども必要

補助金申請の前年度から申請日までの間に市内へ移住し、新たに事業を開始した方は30万円受けてれます。

その場合は、住民票の写し、住宅の売買契約書または賃貸借契約書の写しが必要になります。書類が増える点に注意しましょう。

事業を伸ばしたい人にとってはありがたい補助金制度

今回、実際に申請してみて、20万円を受け取りましたが、創業計画書の作成が大変だったことだけは事実です。

でも、「Begin!」に通ったおかげで、今後の事業をどうしていきたいのか、とても明確になりましたし、補助金をいただけたおかげで、さらに事業を拡大していきたいと思えました。

事業を続けていくためには、とても有意義な補助金制度だと思いました。

とにもかくにも、スクールは大人気で予算に限りがあるので、次の募集を行うかどうかは、市のホームページで常にチェックするようにしてくださいね。

これから青梅市内で事業を拡大していきたい方、ぜひ、ともに頑張りましょう!

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この記事を書いた人

青梅市に家族4人で移住した管理人が運営する地域情報サイトです。青梅の自然や観光スポットなどの魅力だけでなく、実際に移住して感じたリアルな生活情報も発信しています。移住を考えている方に向けて、地域の情報や暮らしのコツ、役立つアドバイスをわかりやすく紹介しています。

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