青梅大祭は毎年5月2日と3日に行われる、青梅市では500年以上の歴史を誇るお祭り。来場者数は例年2日間でおよそ20万人という、青梅市内では地域最大のお祭りと言われています。
2020年度以降はコロナ禍で3年連続中止となり、2023年度に4年ぶりに開催された青梅大祭。「すっごい人出だから、押しつぶされないように気をつけて!」と知り合いにアドバイスをいただき(笑)、移住後、初めての大祭に繰り出してきました。
一体どんな祭りだったのか、移住者目線で感じたことを記しておきたいと思います。
青梅大祭の会場は屋台がズラリと並ぶ
メイン会場となる旧青梅街道は交通規制され、その中には300店舗ほどの屋台がズラ~ッと並びます。所狭しと屋台が並んでいる光景は、まさにお祭りの雰囲気そのもの!
焼きそばにイカ焼き、あんず飴やりんご飴など、あまりにも屋台数の多さに、思わず迷ってしまうほど。
カラフルな屋台を見ているだけでも楽しくなってしまいますよね。
夜は20時には明かりが消え、片付けに入ります。行列ができており売り切れも続出しておりましたので、早めに並んで買うことをおすすめします。
12台の山車の競演が圧巻!
青梅大祭では12町の自慢の山車が町内を練り歩き、ところどころで山車同士が競演を行います。
2日目の本祭りでは、15時ごろになると青梅駅前に12台の山車が集結し競演を行います。
青梅駅前はもう、人、人、人~!ものすごい人の波に押しつぶされそうになります。知り合いに「押しつぶされるほどすごい人になるよ」と言われたとおりでした(笑)
夜になると、美しい光とともにダイナミックで幻想的な山車の姿が見られます。
獅子舞に頭をガブッとされる光景もたくさん見られました。
人の多さにも圧倒されますが、それ以上に山車の迫力あふれる姿と太鼓の軽快なリズム、獅子舞やひょっとこの華麗な舞に圧倒されてしまうこと間違いなしでしょう。
歴史ある青梅大祭は後世にも引き継がれていた
4年ぶりに開催された青梅大祭は、2日間ともに晴天に恵まれ、絶好の祭りびよりとなりました。
歴史ある地元の祭りに初めて行ってきましたが、ここまで熱いお祭りだとは思わなかったです。想像をはるかに超えてあつい、あつい祭りでした。
コロナ禍がある程度収まり、マスク規制もなかったことで、参加者や来場者ともにマスクをしていない人も多く、表情がしっかりと確認できたことも大きかったかもしれません。
祭りを心の底から楽しむ笑顔が、あちこちで咲き誇っていました。
地元のお祭は年々高齢化が進み、後継者不足に悩まされていると聞きます。しかし、青梅大祭は子どもたちにもしっかりと受け継がれており、山車には若い男性、女性が楽しそうに参加している様子が印象的でした。
若い人たちが伝統文化をしっかりと受け継ぎ、きらきらと笑顔で参加している祭り、それが青梅大祭の素晴らしいところと言えるのかもしれません。
また来年開催されることを楽しみにしております!